材料が「家庭での学び」(作品・写真・動画・本人の声・保護者の記録)であること
教育委員会・学校の先生へ
家庭の学びを、先生が評価できる形に。判断は、先生に。
証跡を並べ、学習指導要領のどこに対応しうるかの下書きを作る ── 評価づくりの前半を、家庭での学びについて肩代わりします。評定・成績・出席の可否は、これまで通り先生が決めます。
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学習活動レポート
① 成果物・活動の概要(AIによる要約)
② 家庭での観察・本人の作品(原文・無改変)
③ 学習指導要領 3観点への紐付け(AIによる下書き)
「低」や空欄は、無理に埋めずに先生の判断に委ねる箇所を示します。
④ 今回はレポートにしていないこと(正直な空欄)
⑥ 学校確認欄(先生の記入欄)
これは、先生がふだんしている評価づくりと同じことです
つまり mitoru は、先生の判断の手前で止まる道具です。評価そのものは、これまで通り学校のものです。
最終の判断=評定・成績・出席の可否は、先生が行うこと。mitoru は下書きしか作りません。
先生は成績や所見をつけるとき、こう進めます ── 子どもの学習の跡(作品・ノート・様子)を見て、それが学習指導要領のどの項目に当たるかを考え、根拠をもとに評定や所見を決める。
mitoru.ai がするのは、その過程の前半(証跡を並べ、指導要領のどこに対応しうるかの下書きを作る)を、家庭での学びについて肩代わりすることだけです。二つだけ違います。
だから、下書きは「開示できる」形になっています
どの証跡に基づくか(証跡ID)
学習指導要領のどの項目に対応しうるか(文部科学省コード表の原文+16桁コード+対応理由)
どのくらい確からしいか(確度。低い所・読み取れない所は無理に埋めず「先生の判断に委ねる」と明記)
今回は読み取れなかったこと(正直な空欄)と、先生の確認欄
学習活動レポート
① 成果物・活動の概要(AIによる要約)
② 家庭での観察・本人の作品(原文・無改変)
③ 学習指導要領 3観点への紐付け(AIによる下書き)
「低」や空欄は、無理に埋めずに先生の判断に委ねる箇所を示します。
④ 今回はレポートにしていないこと(正直な空欄)
⑥ 学校確認欄(先生の記入欄)
mitoru の下書きは、AI が結論だけを出すブラックボックスではありません。所見の一つひとつに、判断の材料がそのまま並びます。
保護者から「なぜこの評価なのか」と問われたとき、先生はこの一枚をそのまま示せます。「AI が判定しました」ではなく、「この作品のこの部分が、指導要領のこの項目に対応します」と説明できる。ブラックボックスの逆 ── 説明のための道具です。
制度上の位置づけ
不登校児童生徒の出席扱い・成績評価について、文部科学省は令和6年に制度を整理し(文部科学省令第24号・告示第127号・通知 6文科初第1126号)、要件の一つとして「保護者等を通じた学習活動の状況の把握」を示しています。mitoru の方式(保護者が記録を作り、学校へ提出する)は、この要件に沿う形で設計しています。
また、欠席が30日に満たない児童生徒についても、家庭学習の記録は通常の評価・所見の材料として活用できます。その上で、仮に欠席が長期化した場合には、上記の枠組みへ同じ記録のまま引き継げます。記録は遡って作れないため、早い時期から始めることに意味があります。
なお、判断の主体はあくまで校長・学校であり、mitoru は判断材料の整備までを担います。
「AI 評価」と聞いて心配されるものは、mitoru には構造的にありません
ご懸念はもっともです。ただ、一般に「AI が評価する」と聞いて想像される仕組みは、mitoru には機能として存在しません。「しない」ではなく、そう作れない設計です。
| 心配されがちなこと | mitoru では |
|---|---|
| 自動で評定・点数をつける/出席の可否を決める | できません。評定・点数・出席可否を出力する機能がなく、万一そうした表現が混じっても機械的に止まります |
| ログイン時間・操作を常時記録して監視する | しません。そのための記録も保存先も持っていません |
| カメラで顔・視線・表情を検知する | しません。カメラの常時起動はなく、写真・動画は保護者が選んで渡したものだけ。動画も本体は送らず、静止画のコマだけを見ます |
| 位置情報・生活の履歴(ライフログ)を集める | 集めません |
| 指導要領の引用をそれらしく作文する | できません。実在するコード表の該当候補以外は引用できないよう遮断しています |
体調や気持ちに関する記述(「しんどそう」等)は、評価の材料に混ぜない方針で、下書きを作る前に自動で除外します。公開画面には鍵をかけ、子どもの記録は既定で外部からアクセスできない設定です。
集めるもの/集めないもの
集めるもの:保護者が選んでアップロードした記録だけ ── 本人の作品・写真・動画・音声・保護者のメモ。
集めないもの:顔・視線・表情/ログイン時間・操作ログ/位置情報/常時のライフログ/学校システムへの自動接続。
学校のシステムへ自動送信はしません。できあがった一枚は保護者が手元でダウンロードし、保護者の手から学校へ手渡します。だから、決定の主体も責任の所在も、学校のこれまでの形を変えません。
記録は保護者から学校へ。教育委員会に個人情報は渡りません
保護者が、お子さんが家庭でしたことの記録(写真・メモ・音声・動画)を当社に送ります。送り方はご家庭が選べます ── (a) LINE・メールで送る/(b) 保護者用アプリ(ご家庭ごとのアカウント)から送る。操作が負担なご家庭は (a) だけで完結し、アプリを使う必要はありません。
当社が、学習指導要領(文部科学省公開のコード表)との対応・根拠・確からしさを付したA4 1枚の記録にまとめ、保護者に返します。月1回。
保護者が、その記録を学校に提出します。学校への自動送信はありません。出すかどうか・いつ出すかは保護者が決めます。
学校・校長が、記録を判断材料として、出席扱い・評価を従前どおり判断します。
個人情報の流れ:児童生徒の記録は「保護者 ⇄ 当社」「保護者 → 学校」の間でのみ動きます。教育委員会への納品物(月次運用報告・実証報告書)には、児童生徒の個人情報を含めません(件数・運用実績・所感のみ)。
よくいただく問いへの、正直な答え
どの家庭でも使えるのか(機器の格差が心配)
必要なのはスマホ1台です。写真1枚、あるいは紙の作品を撮った1枚でも成立します。高機能な端末・高速回線・特別な機器は要りません。
本当に本人がやったと言い切れるのか(なりすまし・保護者の代筆)
完全に見抜くことはできません ── ここは正直に申し上げます。mitoru がするのは、証跡の中心を本人由来のもの(本人の作品・本人の声)に置き、保護者の補足は種別を分けて表示することだけです。そして最終の判断は先生に残す設計なので、なりすましの利得は構造的に小さくなります。「AI が真正性を保証する」とは申しません。そこは、先生の目が要る前提です。
AI のミスを疑って二重チェックになり、かえって負担が増えないか
先生が確認するのは、3観点ごとの数行と、その横に並んだ証跡だけです。原本のログを一から漁り直す作りではありません。「ゼロから書く時間」と「確認して直す時間」を、実物で比べていただけます。
実証の形
ねらい
欠席が長期化した場合への備え:記録は遡って作ることができません。欠席が積み上がる前から家庭での学びの記録を蓄積しておくことで、仮に長期化し出席扱い等の判断が必要になった際、判断材料が当初から揃っている状態を作ります。
保護者・学校間の連携負担の軽減:保護者が「何をどう報告すればよいか」に迷わず、学校が「何を確認すればよいか」に迷わない共通の書式を提供します。
| 対象 | 不登校児童生徒等(欠席が長期化しつつある児童生徒を含む)。保護者の任意参加を条件とします |
|---|---|
| 期間 | ご相談のうえ決めます |
| 方式 | 業務委託(システム導入・機器整備は不要) |
| 家庭の負担 | スマートフォン1台。写真1枚からで成立します。送り方はご家庭が選べます(LINE・メール/保護者用アプリ)。機器やシステムの導入は不要です |
| 家庭の費用負担 | 保護者に費用は生じません(自治体との業務委託に含まれます) |
| 費用 | ご相談のうえお見積りします |
成果物
| 時期 | 成果物 | 宛先 |
|---|---|---|
| 月次 | 家庭学習記録(A4・児童生徒ごと) | 保護者(保護者から学校へ) |
| 月次 | 運用報告(件数・運用実績。個人情報なし) | 教育委員会 |
| 年度末 | 実証報告書(成果・課題・次年度への提言。個人情報なし) | 教育委員会 |
| 開始時 | 保護者向け説明資料・学校向け説明資料・運用手順書 | 教育委員会・学校・保護者 |
実施体制
株式会社EmTrip(沖縄県・法人番号 9360001035091)。代表は元教員・教育実践研究者で、開発チームにはほかにも教壇に立っていた者がいます。
本サービスは現在、不登校のお子さんを持つご家庭との実地検証を先行して進めています。